【栃木発 輝く】オプトニカ工房

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 ■障害・年齢超えて遊べる「ユニバーサルゲーム」

 キャットタワーのような棚の付いた木製のポールにお手玉を投げ合い、置かれた位置で点数を競う。単純そうな遊具だが、これが意外と奥が深い。

 特別支援学校向けの教材、教具などを手がけているオプトニカ工房(栃木県小山市)が開発した「おけだま」。今年2月、東京都内で開かれた見本市に出展、販売を開始した。車椅子利用者をはじめ障害の有無や年齢に関係なく利用でき、対戦型ゲームとして遊べる。地元の図書館に展示されると、土日曜は順番待ちができるほどの人気となった。この図書館では10日、小学生を集め、ゲーム大会を開く。

 1人遊びも対戦も

 遊び方は簡単。タワーに取り付けられた棚やカップはそれぞれ点数が決められている。決まった数のお手玉を投げ合い、合計点数を競う。開発した岩倉茂弘社長(58)は「誰でも楽しく競い合えるユニバーサルゲーム。お手玉は安全で、高齢者には懐かしさも感じられる。ボウリングやカーリング、ボッチャ、輪投げ、玉入れなどの要素を“いいとこ取り”で少しずつ取り込んだ」と説明する。

 1人でハイスコアを目指す遊び方もできるし、相手と交互にお手玉を投げ合う対戦型にすれば、相手のお手玉を落とすように投げたり、邪魔したりと、カーリングのような頭脳戦にも発展。岩倉社長は「福祉の現場では順位付けやバトルがタブー視されることもあるが、誰もが楽しく競い合うことは必要。ゲートボールをやっている高齢者も勝負に熱くなっていますよ。簡単過ぎてもつまらないし、能力や経験で差が付くと、強い人も弱い人も面白くない」と話し、現場の声を聞いて商品を開発してきた経験を生かし、新ゲームをアピールする。

大手では不採算

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